女教師逆痴漢電車

SOSORU

2013.09.09

某鉄道路線で、女性たちが痴漢行為におよぶというケースが頻発しているらしい。また、あろうことかその女性たちは全員が教師なのだという。そして信じがたいことだが、被害者の男性はみな年端もいかない10代の学生なのだから、さらに驚きである。今回、我々は取材を進め、衝撃の現場をカメラに収めることに成功した。

作品情報

シチュエーション	電車
ターゲット	学生
見た目
服装
女優	かすみりさ小倉もも榊なち
メーカー	SOSORU
シリーズ
収録時間	132分

かすみりさは、朝の通勤電車に乗るのが日課だった。都会の喧騒の中、今日もまた満員の車両に押し込まれる。彼女は、少し離れたところにいる友人の小倉ももに視線を送るが、ももは周囲の人々に埋もれて見えない。乗客の多さに焦る心を抱えながら、かすみは少しでも気を紛らわせようと携帯に目を落とす。その時、彼女の背後に立っていた中年の男が、不意に彼女の腕に不自然に触れたのを感じた。最初は何かの拍子かと思ったが、すぐにその触れ方が意図的なものであることに気づく。男は、隣のつり革につかまりながら、かすみの腕をゆっくりと撫で上げていた。かすみは身を硬くし、瞬時に心臓が高鳴る。これは、彼女が今まで聞いてきた「痴漢被害」の話そのものであった。周りには誰も気づかないのか、生憎と混雑した車両の中では、彼女の叫び声さえも吸い込まれてしまう。その瞬間、彼女は周囲を見渡し、助けを求めた。が、誰一人として助けの手を差し伸べる者はいない。その時、隣に座っていた榊なちが、かすみの様子に気づいた。「どうしたの？」と小声で尋ねる。でもその瞬間、男はかすみの腕から手を離し、意図的に彼女の背後に身を寄せ、さらに近づく。ちゃっかり周囲を見回し、かすみが気づくまもなく、右手を下からひょっこりと伸ばしてきた。体が震え、言葉が出ない。かすみは視線を前に向け、自分の身体を守ろうと必死で抵抗しようとする。しかし満員電車での抵抗は、さらに危険な状況を引き起こすことにしかならない。この混雑の中では、彼女の周りの人々はただ無関心に携帯電話を見ているか、窓の外をぼんやりと眺めている。男の手は、再びかすみの太ももを撫で上げていく。ももはやっとその異変に気づいたが、視線をそらさずにいる。状況がわかるにつれ、かすみの心の中には恐怖と混乱が広がった。しかし、何もできない自分を呪い、ただその瞬間を耐え忍ぶしかない。かすみは、男の目と目が合った瞬間、恐怖から目を逸らせた。その目は、まるでゲーム感覚でこちらを見張っているようで、彼女をさらなる絶望へと押し込んでいく。車両の揺れと共に、次の駅が近づくにつれ、逃げ道は見えない。ももやなちに助けを求めようと声を発しかけたとき、車両が一瞬止まり、動き始める直前の隙を狙うように男の手が動いた。かすみの心の片隅にあった希望は、急速に崩れ去っていく。そして、痴漢の手口は次第に巧妙になり、かすみは完全に孤立無援の状態になってしまった。彼女の思考は、恐怖と無力感に支配され、絶望が彼女の心を徐々に蝕んでいくのだった。