ザ・痴漢教師3 制服の匂い

新東宝

2012.04.23

女子校生を狙う猟奇殺人事件が世間を騒がせていた。気弱で生徒にも人気のない額田は、生徒の静の下着姿をビデオカメラで盗撮し、部屋で彼女の痴態を想像しながら自慰に耽っている。そんなことは知らない静は額田に好意的な態度をみせていたが、額田は痴漢に襲われた彼女を助けられず、静の態度は一変した。一方、校内では新任教師山岡が不良生徒に体罰を与えていた。そんな彼の正体は…。

作品情報

シチュエーション
ターゲット	女子校生
見た目	気弱
服装	下着制服
女優
メーカー	新東宝
シリーズ	ザ・痴漢教師
収録時間	65分

夕暮れに染まる街の中、女子校生の美咲は、放課後の帰り道を急いでいた。制服のスカートの裾が風に揺れ、その白いブラウスが透けないように気をつけながら、彼女は心の中で自分を励ました。「急いで帰れば、大丈夫。」美咲は普段から気弱で、人前で声を出すことさえままならない。しかし、彼女には夢があった。アートを学びたかったが、それを口にする勇気がなかった。周囲の友人たちは、次第に将来の話に花を咲かせるが、美咲はいつも他人の話を聞くばかりだった。その日、彼女はいつも通り、寂しい裏通りを通ることにした。街の喧騒から外れたその道は、影が多く、薄暗かった。だが、お気に入りのスポットを通ることで、ほんの少しだけ心が落ち着くのを感じていた。突然、背後から足音が近づいてくる。美咲は一瞬、胸が高鳴ったが、振り返ることなく歩みを進めた。彼女の体の小ささに対して、存在感のある男の影が迫ってきた。それに気付いたとき、既に彼女は捕われてもいた。「ねえ、どこ行くの？」その声は耳元で囁くように低く、冷や汗が背筋を走った。美咲は顔を無理に引きつらせ、一瞬の恐怖で縮こまった。男は不気味な笑みを浮かべ、彼女を横からすり寄ってきた。無防備な制服の下には、自ら選んだ鮮やかな下着が隠されていた。普段は気にしないが、その時ほどその選択を後悔したことはない。「ちょっと待って…」美咲は精一杯声を出そうとしたが、その声は震え、恐怖に飲み込まれていった。男は彼女の肩をつかみ、無遠慮に押し付けてきた。逃げ出そうとしたが、力強い手に阻まれた。男は「大丈夫だよ、ちょっと楽しもう」と言いながら、彼女の制服の襟元を引き寄せ、目立たない場所へ引きずり込んだ。美咲は抗おうとしたが、その動きは徒労に終わった。彼女の心は絶望に包まれ、冷たい恐怖が全身を支配していく。思考は混乱し、周囲の音が遠のいていく。彼女は「助けて」と心の中で叫びながら、逃げられない現実に押しつぶされていた。暗がりの中、彼女の制服がゆっくりとはだけていく様子が、まるで彼女の心の全てをさらけ出してしまうかのようだった。美咲はその時、自らの夢や希望が、か細い糸のように消えていくのを感じた。彼女の中にあった自分を守る力は、いつしか失われていた。彼女はその瞬間、ただ怖れに怯える存在になり果てていた。