痴漢ストーカー 狙われた美人モデル

絶妙なテクニックで女を口説く男と、不倫に溺れる美人モデルの愛欲、そして彼女を狙うストーカーの狂気を描くエロス・サスペンス。女を口説いて別れさせるホスト探偵の彰一は女子大生モデルの道世に近づく。そしていつしか2人は惹かれあい本気で愛しはじめるが…。

作品情報

痴漢ストーカー 狙われた美人モデル
シチュエーション
ターゲットモデル
見た目
服装
女優沢木まゆみ 西野美緒
メーカー新東宝
シリーズ
収録時間60分
「どうかしてるよ、まゆみったら」 まゆみは、モデルとしての仕事が終わり、疲れた体を引きずるように帰路に着いた。夜の街はネオンの光で賑わい、さまざまな人々が行き交っていたが、その喧騒の中にあっても、まゆみの心には静かな不安が渦巻いていた。 「もうすぐ終電だし、急がなきゃ」 駅までの道すがら、まゆみは周囲を警戒しながら進んだ。モデルとして活躍する彼女は日々多くの視線を浴びていたが、同時に、その視線の中には好意だけでなく、執拗な悪意が含まれていることも理解していた。特に、夜の街ではその危険性が増加する。 駅に近づくにつれて、まゆみは周囲に目を光らせた。視界の端に、人影が見え隠れしているのを感じた。その背後から近づいてくる気配に心臓が早鐘のように鳴る。彼女は早足で改札口へと向かった。 改札を通ると、通勤ラッシュの影響で電車が遅れていることを知った。人々が一つの列に並ぶ中、まゆみはじっとしていられなかった。混雑したホームに先ほどの気配が更に近づいてくる。頬のあたりで感じる冷たい視線。そして、その瞬間、彼女の身体に何かが触れた。 振り向く間もなく、見知らぬ男が彼女の腕を掴んで引き寄せてきた。その瞬間、まゆみは恐怖で心が凍りついた。周囲には人が多くいるというのに、男の動きは巧妙で、一瞬の隙を突いて彼女の身体をさらうようにして触れていく。 「これ、なんのつもりなの…?」 まゆみの声は震えた。男の視線は全くの無関心で、彼女の恐怖など微塵も感じさせない。ただ、冷たい笑みを浮かべたまま、自身の手を動かし続ける。彼女の身体の柔らかい部分に指先が触れ、彼女は無意識に体を固くしたが、それがかえって男の好奇心を煽ることになる。 混ざり合う人々の中で、まゆみは助けを求めることもできずにただ立ち尽くした。周囲は音楽や笑い声で包まれていたが、彼女の中には恐怖と絶望しか浸透しなかった。このナイーブな境遇が、自分の身に降りかかるとは夢にも思っていなかった。 電車の到着を知らせるアナウンスが響く。その声はまゆみの耳に届いているが、彼女の心にはその意味が全く響かない。男はまるでその瞬間まで待ち侘びていたかのように、華やかな服装の彼女に手を伸ばし、再び触れようとした。 その瞬間に、まゆみの中に熾火のように燃えていた勇気が消え失せる。目の前の現実は彼女にとって耐えがたいものだった。周囲の人々は通り過ぎていき、声を上げることができないまま、まゆみはさらに深い孤独と絶望へと沈んでいった。
新東宝
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